「起こってしまったことは仕方がない。」これはわかるのだけど、だったら次は「起こらないようにするにはどうしたら良いか。」という話をしなければならない。
巷では「なぜ起こってしまったか。」という議論が始まっている。そうすると必ず「誰が悪いのか」という話になるが、左右は見ても上下は見ないことがほとんどだ。
子どもの虐待について考えてほしいのは、子どもたちが自力でそこから抜け出す術を持っていないということなのだ。そもそも子どもは「未熟な存在」として差別されている、こう考えるのは変だろうか。
いじめや虐待を受けている子どもたちが通報できるのは、学校の先生だけという現状がおかしいのではないか。僕はそんな風に思っている。
子どもたちの人権。子どもも含めて一緒に考えてみたい。