2024年の2月

まだ真冬であるはずなのに、汗ばむ陽気の日が何日かあり、地球温暖化のせいだなと考えてみても、具体的に何をやって良いのかわからないので、政治が悪いなどと嘯いてみる。

Tシャツに着替えて、バケットハットを被り、VANSを履くとどこからみても、それなりに滑れそうなスケーター風情になるが、本当は上手くないので、誰もみていない時間を選んで滑る。今日は30分くらいやろうかな。

毎日が同じことの繰り返しでも全然苦にならないけど、昨日の自分より少しだけ成長していたい。誰に知られるわけでもなく、自画自賛で良い。空は青く、形の良い雲が浮かんで、僕の額には汗が滲む。

スケートボードは速度を上げて、空気を切り裂いていく。こんな風に海でもターンできたら良いのに。機嫌良く滑っていたら、春と間違えて起きてきたナナホシテントウを轢いてしまった。二匹も。

ごめんよ。と心の中で呟く。

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