おーい!どんちゃん

こくぶんじ井戸端会議シネマさん企画にお邪魔して、沖田修一監督作品「おーい!どんちゃん」を観た。

沖田監督ご自身のお子さんをホームビデオにおさめるという、当初はただそれだけだったミッションが、結果、こんなに素晴らしい映画になるなんて…!やはり、感覚というか、職人肌というか、普通では考え難いことになってしまうんだな。

どんちゃんが赤ちゃんから幼児になっていく成長のさまをリアルに映像に収めているので、それだけでハートウォーミングな作品なのだけど、それを強く前に押し出すわけではなく、良い意味で力の抜けた役者さんたちのあまりに自然な演技とホームビデオの画質の普通さが相まって、映像の端々からこれでも愛情が溢れ出す。

2時間40分くらいと結構な長さの映画なのだけど、それを感じさせない映画だった。良作!

舞台挨拶に、沖田監督,主演の坂口さん、遠藤さんがいらして、作品の裏話などをお話してくれた。感極まって、沖田監督に握手してもらい、「大好きです!応援してます!」みたいなことをサラッと話したが、本当は「自分の子どもをビデオに収めたことを思い出しました。子育て視点での映画なんて初めてです!素晴らしかった!これからもがんばってください」

それくらいは、伝えたかっな…、

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